読書メモ★★★:二人で時代を生き抜くお金管理術
二人で時代を生き抜くお金管理術
花輪陽子さん
評価:★★★
FPで有名な花輪さん。夫婦同時失業という大変な経験をされたものの、お二人で力を合わせて乗り越えられた方。時代に沿った提案です。
パートナーだけに頼る人生は危ない。
時代が変わり男性だけが働き、二人の生活を成り立たせることの難しさ。
ストレス社会で生き残る厳しさ。
夫に辛くなったら辞めていい。私も働いているし貯金もあるから大丈夫といえる心の余裕。
これらの点は本当に共感します。
私もそうでありたいと強く思っているからこそ今お金の勉強をし、収入UP、貯金に励んでいます。
今の社会では会社での収入UPだけに希望をたくすのは難しい。むしろ昇進するほど大変さは増すばかりというところもあるでしょう。
私も彼には高収入や昇進を求めていません。今は土日も働き、残業もたくさんして、その分収入も増えているようですが、できることならしっかりと土日は体を休めてほしい、残業も無理しないでほしいと思っています。
もし彼と結婚して、彼が何かしたくなったとき、転職したくなったとき、しがみつくような生き方はしたくないです。私たちはどうするの?!とかね。それよりも彼を常に応援し、支える存在でありたい。
それに望んでいないタイミング、例えば病気や怪我で働けなくなることだってあるかもしれない。そのときにただでさえ苦しんでるのにお金のことや自分のことを心配させたくないというのもあります。
彼に求める収入?1千万?800万?
そういう人と私は住んでる世界が違うのだと思います。
私は花輪さんと同じように二人で世帯収入が600万ほどあれば充分と思います。それは私がまだまだ甘くて辛い思いをしてないからでしょうか。
だけど私は大切な人が心と体を疲弊して働いてばかりいるよりも、家族とゆったり過ごす時間が大切です。
派遣でほどほどに働いても年収250万ぐらいは簡単です。
それなら350万彼に稼いでもらえれば600万円。
難しい金額ではありません。
まぁできることなら不労所得でもっとお金ほしいですけどね。
例えば600万稼ぐ旦那さんが急に働けなくなって収入0になるかもしれない。
そんなときにずっと専業主婦の人はすぐに働き口が見つからないケースも多いです。職歴のブランクは命取りです。
人材系で働いていたのですごく思うのですが、今後働く可能性が0にならない限り、派遣でもパートでも時短でもなんでもとにかくブランクを作らない。
細くでもいいから仕事をし続けることが大切だと思っています。
ブランクは明確なウィークポイントにしかなりません。
話が逸れました。
それから本では老後資金は2000万円を目標にしています。
はじめの20年は4万ずつ。
最後の10年は8万ずつ。
これならなんだかいけそう?という目標ですね。
花輪さんの目標設定は庶民の私にとっていつも無理がありません。
教育費や住宅費などもかかるのでそのぐらいがやはり可能なラインです。
でも理想は最低3000万だよなーと思います。
あとは現実的な話今の時代給料が右肩上がりになるという保証はありません。
今の給料でずっとやっていける算段でシミュレーションをする必要があると。
実際結婚してからの支出ってすごい。まだ私は数字で想像するだけですが。結婚資金なんて少額に感じますね。それすらも貯めれてないけど。
定期的に軽く読み返して自分たちの家計に弱いところや損をしているところはないか見返したいですね。